本当の食の価値は経験から気付くもの

「未来へ続く発酵の技」

童謡のように、親から子へ受け継がれる自然な継承は、素晴らしいものだと思います。同様に、発酵の技も次世代に引き継がれることを願っています。私が研究している自然発酵食の技術は、子供たちの未来と健康のために全力を尽くしています。

自分の子供に「将来何になりたいの？」と聞いたら、「お父さんの自然調味料を作り、病気の人々に提供する仕事をしたい」と答えました。これは難しいことではありません。

環境が一番大事です。

私は、環境づくりと古の発酵の知識を自然科学と結びつけ、分かりやすく広めています。

発酵食や自然発酵調味料を学ぶと、永遠の宝物になり、家族みんなが健康になるのです。健康は笑顔の源です！なぜなら、自然発酵食品には壊れた細胞を元に戻すプロバイオティクスが豊富に含まれており、腸内を健康な状態に取り戻す最も重要な鍵となるからです。

病気は腸から始まり、治すのも腸からです。

正しい食事と毎日使う調味料について考えたことはありますか？

お子様にどのような食事を与えていますか？

スーパーやオンラインで購入する食品には、保存期間延長のための添加物や防腐剤が多く含まれています。味噌ですらも、発酵していない非発酵食品になってしまいました。

誰の責任でしょうか？

キムチや漬物のラベルをよく確認すると、驚くほどの添加物が含まれていることがわかるでしょう。スーパーの基準は殺菌であるため、発酵食品でないことが分かります。

市販の醤油、味噌、みりん、酢、ソースにも化学調味料や発がん性物質であるアスパルテーム、サッカリンなどの人工甘味料が大量に含まれており、2023年4月に世界的な科学雑誌Natureで、大人も子供たちの腸内細菌に悪影響を及ぼす可能性が非常に高いと研究結果が発表されてます。

抗生物質まみれの薬や肉を子供たちに与えることで、腸内の善玉菌が減少し、アトピー性皮膚炎、喘息、免疫疾患などの深刻な疾患のリスクが高まります。

特に、子供の腸内環境は親が守ってあげなければなりませんが、親自身も誤った企業のマーケティング情報に惑わされ、子供たちに加工食やファストフードなどの食事を毎日のように与えている悲しい現実があります。

誤った食事は必ず副作用が必ず訪れます。今すぐ悪影響が現れてないから大丈夫だと言っている親もいますが、腸は正直に反応し、副作用は必ず訪れてます。

子供たちは親からの情報だけを受け取ります。他人の親から学ぶわけではありません。

ですから、病気は遺伝ではなく、すべて同じ環境で同じ食事をし、同じ言葉を使うから脳も体の細胞も環境に合わせて適応するだけです。

子供たちは特に食の概念作りが一番重要です。

言葉、行動、イントネーション、言葉遣いなどよりも、食べ物に対する意識や

親から習った無意識のイメージの情報が脳にデータベースとして刻まれます。

親は食の環境づくりに真剣に取り組むべきです。

最善の解決策は、食を作る親が発酵食品を大切にし、子供たちにその姿を見せることです。子供たちは親の姿を見て、食べ物の価値を学びます。

このイメージが子供たちの心に刻まれ、習慣になり、食に対する一番基礎ベースの意識になるのです。親次第で子供達は、自然に発酵食や食べ物に対する価値観が身につきますし、

親も子供の行動を通じて新しい食べ物の価値を理解し、お金では買えない素晴らしい価値を手に入れることができます。経験から学んで気づく意識は人生で最も貴重な宝になります。